2017年10月01日
Tokyo2020事前キャンプ覚書締結式
カナダのホストタウンである盛岡市は9月28日,水球カナダとTokyo2020事前キャンプの覚書を締結しました。
盛岡市内のホテルで行われた締結式には,在日本カナダ大使館関係者やスポーツ・パル会員,地元水泳部(水球)生徒など,約140名が出席。
多くの関係者が見守る中,盛岡市長と水球カナダ代表のマーティン・ゴーレイ常任理事が覚書に署名しました。
この覚書には,Tokyo2020に向けて盛岡市と水球カナダが協力体制を確立し,水球カナダが最高のパフォーマンスを発揮できるよう,盛岡市全体で可能な限りのサポートを行うとともに,盛岡市と水球カナダが協力しながら,幅広く地域振興に資するさまざまな事業を展開していくことが盛り込まれています。
覚書締結を祝して,岩手町出身の歌手である柴田泰孝さんがカナダ国歌「O Canada」を独唱し,また,水球カナダ応援エンブレムが披露されました。
記念トークイベント
この締結式は,希望郷いわて国体・希望郷いわて大会1周年記念として,いわて国体で活躍された方が出演するトークイベントとあわせて開催されました。
トーク1「復興国体から復興五輪へ」
いわて国体で県実行委員会式典専門委員長を務めた小笠原義文さんが「復興国体から復興五輪へ」をテーマに講演しました。
有形・無形の様々な遺産(レガシー)をもたらした昨年のいわて国体を振り返るとともに,「復興五輪」と位置づけられるTokyo2020について,ご自身の豊富な経験を踏まえながら,お話していただきました。
アトラクション 柴田泰孝さんの独唱
カナダ国歌を披露した柴田泰孝さんが再び登場し,いわて国体総合開会式で披露された「ふるさとの風」,ブロードウェイ・ミュージカル「ジキルとハイド」の名曲で,1992年アルベールビル五輪の公式テーマ曲である「This is the Moment」の2曲を歌っていただきました。
会場は大変盛り上がり,アンコールではもう1曲,「愛の讃歌」をイタリア語で披露されました。
トーク2「Tokyo2020を目指す水球カナダの闘い」
次のトークショーでは,MCの村井沙織さんをインタビュアーに,マーティン・ゴーレイさんからお話をうかがいました。
最高峰のスポーツイベントであるオリンピックの魅力や,水球は水泳競技で唯一の団体競技であることのすばらしさを語っていただきました。
今年7月にブダペストで開催された世界水泳でのカナダチームの活躍を振り返るとともに,来年に予定されている盛岡での事前キャンプでは,地元選手との交流を図っていくことなど,これからの展望が述べられました。
エンディング
最後に,黒沢尻工業高校水泳部主将(水球)の寺尾一真さんから,マーティン・ゴーレイさんに花束が贈呈されました。
水球カナダが最高のパフォーマンスを発揮できるよう,盛岡市は市全体でサポートを行うとともに,この覚書締結を契機に,「国体レガシーの継承」と「Tokyo2020の感動を盛岡で」という二つのスローガンのもと,今後のホストタウンの取組をさらに進めていきます。
問い合わせ先
盛岡市市民部スポーツ推進課
スポーツツーリズム推進室
TEL 019-603-8009 FAX 019-603-8015
E-mail: sports-t@city.morioka.iwate.jp